serial experiments lain layer:03 PSYCHE 2周目

大好きで意味不明なlainをもう一回ゆっくりみてみよう企画第三回。今回はlainのスリップ姿が拝めるよ。

 

まずサブタイトル"Psyche"について。辞書を引くとこんな感じ。

Psy・che/sáiki/
[名]
1 《ギリシャ神話》プシュケ:美少女の姿となりErosに愛された霊魂の化身.蝶の羽をもつ.
2 (通例the p-)(形式)精神, 心, 魂.

つまり"Psyche"とは「ギリシャ神話にでてくる、蝶の羽をもち神に愛された美少女」もしくは「魂」を表す。作中では「プシューケー」と呼ばれる、マザーボードに取り付けてNAVIの性能を向上させ、ワイヤードへのフルアクセスを可能にするチップが登場する。性能UPにより機械に魂が宿ることが可能になるという意味かもしれない。

ちなみに、トール・スネーク・EPのジャケット絵のlainには蝶の羽が生えている。玲音はプシュケの化身なのかな。どうしてだろう。

 

トール・スネーク・EP

トール・スネーク・EP

 

本編をざっとおさらいする。前回サイベリアで少年の拳銃自殺を目の当たりにした玲音たちは、警察署で事情聴取を受けた後、それぞれ帰宅することになるが、玲音の帰った岩倉家には誰もいなかった。翌日玲音は学校の下駄箱に謎の機械が封入された封筒がラブレターのように入れられているのを見つける。帰宅後玲音はその正体を探るため、一人サイベリアに赴く。そこで出会ったタロウからそれがプシューケーと呼ばれるもので、なんだかとってもすごいものだと教えられた玲音は、早速家に帰って自分のNAVIに取り付ける。静電気防止のためにスリップ一枚になりながら。

本編で印象的だったシーンの1つは玲音が警察署から帰宅するシーン。玲音だけ親が迎えに来なかったためパトカーでの帰宅。かなしい。それからどうして家に誰もいないんだろう。まさか旅行じゃあるまい。そのあと玲音が机でうたた寝してから再び家を探し回るところとか、NAVIの「おやすみなさい、玲音」ってセリフで玲音が振り向くところ良かった。すごい自然で。玲音の不安感とか、NAVIに対する思い入れが強まっていってるのがよくわかる。 

 

それから何と言ってもラストの玲音のスリップ姿。この光景だけでも異様だけど、このあと玲音が笑って「お帰り!お姉ちゃん!」っていうシーン、鳥肌が立つくらい不気味。

 

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